2017年 あの夏の日 1



2017年
あの夏の日。


身体にフィットした紺色のスーツは
私の不安と期待が混じり合った気持ちを
スッと消してくれた。


車窓から見える世界。

時間とともに移り行く景色が広がる。


不思議だね。

右から左へ流れていく景色は、

ビルが並ぶ風景から
のどかな田園が広がる風景に変わっていった。

ふと思った。
「何年ぶりだろう。東京に行くのは。」


そして3時間後

私の乗った新幹線は
最終目的地 "東京駅" に到着した。


バッグを握りしめた私は

夏のせいか

ほのかに手に汗を感じた。

そして、
高鳴る胸の鼓動とともに

ホームに降り立った。


地中海のプリンセス

「31歳からのプリンセスって素敵ね」 艶ある大人が しっとり きらきら わたしらしく生きていく中で 感じることを表現。 わたしの中にある たくさんの感情の窓に 触れてみてください。

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